「鎌倉でデートしたいと思ってるんだけど、行ったことないからちょっと不安なんだよね…」
「鎌倉でデートするとどんな1日になるの? 行ったことあるひとの声が聞きたい!」
デートの行き先えらび、イチからプランを練るのってすごく大変ですよね。
この記事では、鎌倉でデートするとどんな1日になるのか、実際に私がデートして体験してきたことを写真つきですべて伝えます。
読めば、かかった金額やどの段階で何時になるかといった細かいことまでわかり、そのままデートプランとして利用できるようになりますので、ぜひ最後まで読んでください。
鎌倉のデートプラン
鎌倉でデートするにあたって、私は以下のデートコース(デートスポットめぐり)を計画しました。
13:00 リパーク鎌倉小町2丁目第3駐車場到着
↓ 徒歩移動
13:15 鶴岡八幡宮到着
↓ 境内散策
14:15 鶴岡八幡宮を出る
↓ 徒歩移動
14:30 小町通り到着
↓ 散策&カフェでティータイム
15:30 リパーク鎌倉小町2丁目第3駐車場出発
↓ 車移動
15:50 リパーク鎌倉長谷駐車場到着
↓ 徒歩移動
16:05 長谷寺到着
↓ 境内散策
17:00 長谷寺を出る
↓ 徒歩移動
17:15 リパーク鎌倉長谷を出る
↓ 車移動
17:40 珊瑚礁本店到着
↓ 夕飯
18:40 デート終了
実際にこのコースでデートするとどんな1日になるのか、見ていきましょう。
12:56 リパーク鎌倉小町2丁目第3駐車場到着
12:56に駐車場(所在地:鎌倉市小町2-14)到着。
鎌倉周辺の道路はやや渋滞していて、予定時間のギリギリに着きました。
事前に調べておいたリパーク鎌倉小町2丁目第3駐車場は大通りを一本入った裏通りにあり、道がせまいので注意が必要です。
ここまで来る道中にほかにも空車の駐車場はたくさん見られたため、無理に予定どおりの駐車場に停めなくても、適当に目についた駐車場に停めるのでもいいと思います。
車を降りて鶴岡八幡宮に向かう途中にコンビニがあり、トイレを利用しようと思ったら「コロナ対策でトイレの貸し出しを休止中」と書かれた札が下がっていました。
この時点でトイレに行きたくなった方はコンビニはアテにせず、近くの飲食店に入りましょう。
小町通りに入り、あとで行く予定のイワタコーヒーでホットケーキの時間予約をしていこうとしたら、店員さんに「予約はできません」といわれました。
混雑時は入店待ちがある場合にホットケーキを頼むか頼まないか確認するけど、空席がある場合は席についてからじゃないと注文はとらず、20分~30分程度の待ちはどうしても発生してしまう、とのこと。
これにて、待ち時間をなくすために先に予約しておく、という私たちの作戦は失敗に終わったのでした。
13:27 鶴岡八幡宮到着
鶴岡八幡宮に到着。目の前の交差点にかなりの数のひとと車が通っていて、「鶴岡八幡宮って混んでるんだなぁ」という印象を受けましたが、いざ境内に入ってみると道幅が広いため、それほど混雑しているようには感じません。
本宮に向かってまっすぐ歩いていくと、手水所を発見。
コロナ対策なのか元々そうなのか、水をひしゃくですくうタイプではなく、流れ落ちる水にふれて手を洗う形式になっています。
手水所から本宮までは少し息の切れる階段を上らなければいけないため、女性はヒールのある靴ではなく、歩きやすい靴で来るほうが賢明です。
本宮でお参りしたあと、200円のチケットを買って、宝物殿に入ってみました。
撮影禁止のため写真はありませんが、源頼朝の像や源氏の家系図がかざられており、日本史が好きなひとにはたまらないでしょう。
私たちは2人ともとくに日本史好きというわけではないので、ザッと見て見学終了。
本宮のとなりには、丸山稲荷社という、キツネを祀った神社があります。
お参りしようとしたらキツネの像が出迎えてくれました。口にマスクがついてて面白い。
よく見ると、本宮につづく階段前の狛犬もマスクをしています。
本宮→丸山稲荷社→下拝宮→若宮→白旗神社とお参りを終えたところ、鶴亀石という石を発見。
「水で表面を洗うと鶴亀の紋様が出てくるめでたい石である」と書かれているものの、まわりに水がないので実践することができず。
雨の日に来たらよかったのかな。
自祓い所というコーナーでは、悪いものを取り除いてくれる輪っかをくぐり、自分の身代わりである人形で全身を撫でて、納めました。
輪っか自体はほかの神社でもよく見かけるものですが、左回り→右回り→左回りと3回まわるやりかたはあまり聞いたことがなく、「3倍のご利益があるのかな」と淡い期待を抱きます。
14:27 鶴岡八幡宮を出る→ 14:34 小町通り到着
小町通りにもどってきました。
小町通りはレトロなお店が並び、レモネードの看板が渇いたノドを誘惑してきます。
しかし、今日の目的は先ほど予約しそこねた、イワタコーヒーのホットケーキ。
焼き上がりに20分~30分かかるとのことなので、このあとの行程を考えるとほかのお店で飲食している暇はあまりありません。
ちなみにこんなお店が並んでいます。昔ながらのとうふ屋さんや…、
ドライフルーツの試食ができるお店。
いちご味とマンゴー味のアイス大福を売っているお店も。
ネット通販全盛の今ではほぼ見かけなくなった、小さな本屋さん。なんとなくなつかしい感じがしますね。
さて、本命のイワタコーヒーのホットケーキ(880円)が運ばれてきました。
イワタコーヒーも店内はレトロな喫茶店といった感じ。低めのソファーと低めのテーブルがなぜか居心地をよく感じさせる、不思議な空間。
空調も効いていて快適です。
ホットケーキは期待どおりの味・食感・ボリュームでした。
つかい古された表現ではありますが、外はカリカリ・なかはふんわりというやつですね。
分厚いのが2枚出てくるので、昼ごはんを行程に入れていないこのプランじゃなかったら、2人で1人前を半分にわけることになったでしょう。
15:47 リパーク鎌倉小町2丁目第3駐車場を出る→ 16:04リパーク鎌倉長谷到着
車で移動し、リパーク鎌倉長谷(所在地:鎌倉市長谷2-13)に停めて長谷寺へ。
駐車場から長谷寺へは徒歩3分の距離です。
「↑本堂」と書かれた立て札どおりに進んでいくと、階段・階段・また階段と上ることになります。
先ほどの鶴岡八幡宮の階段は、平たんな石をつかってできていたから比較的歩きやすかったですが、長谷寺の階段は一段一段がでこぼこしているため、より歩きにくい。
やはり鎌倉デートには歩きやすい靴で行くべきでしょう。
お線香をあげてから本堂のなかに入り、お参りをすませ、ロウソクに火を灯し、石に般若心経のなかの1文字を書きました。
大きな仏像の前でこれらのことをやったわけですが、雰囲気が荘厳すぎて、なんだかデートコースの一部として来ているのが申し訳ないような気持ちになります。
申し訳ないというか、ありがたいというか、そういう真面目な気持ちになる不思議な空気感がありますね。
本堂のなかは撮影禁止だったため、ざんねんながら写真はありません。
本堂を出て展望台のほうに行くと、海方面の鎌倉の街が見渡せます。
大変だった階段を上ってきたからこそ見ることができる光景ですね。
弁天窟という洞窟のなかに入ると、「弁財天」と名前が書かれた仏像がありました。
こちらは本堂にあった仏像と違い、「あ、なんか優しそう」という印象で、心が和みます。
入り口の手前に「和み地蔵」と書かれていたけど、お地蔵さんではなかった気がする…でも仏像とお地蔵さんの違いがわからない私たち。
洞窟のなかにもロウソクをあげるところがあり、自分の願い事に応じた箇所にロウソクを置くようになっています。
しかし、ここまでのお賽銭やお線香などで小銭をつかい果たしていたため、ロウソクを買うことができませんでした。
鎌倉デートでは5円玉や100円玉を大量に用意しておく必要がありますね。
16:58 リパーク鎌倉長谷を出る→ 17:33 珊瑚礁本店到着
夕飯を食べる珊瑚礁本店(所在地:鎌倉市七里ガ浜東3-1-2)に到着。
ここまでは海の前の道を通ってきて、いかにもドライブデートっぽいコースではありますが、9月の海のそばは渋滞がすごくて、「デートっぽい」などと喜んでいられる感じではありませんでした。
とはいえ、夕飯にしてはかなり早い時間なので、逆に時間調整ができてよかったともいえます。
着いてみれば予定よりもむしろ早い時間ですしね。
駐車場の入り口がせまいので、入庫する際は注意しましょう。
お店に入るとまず、「店内の席と外の席とどちらがよろしいですか?」と聞かれ、私たちは店内の席を選択。
店内は薄暗く、夕焼けをバックに外のヤシの木が映えます。
客層はカップルメインで、私たち以外にお客さんは3組程度と空いていました。
それぞれの席がついたてでしっかり囲ってあり、すわっているとついたてに隠れて店内の様子があまり見えないぐらいコロナ対策を徹底してます。
シートは大人2人並んですわれる、背もたれのないベンチシート。
厨房がオープンになっているので、席によっては料理している様子を見ながら食べることが可能です。
ビーフカレー(1,750円)を頼んだところ、私の大の苦手なパルメザンチーズがかかっていました…。
今までの人生でカレー屋さんでカレーを頼んでパルメザンチーズがかかっていたのは初めてで、これは予想できなかった…。
肝心のカレーは美味しいです。肉はよく煮込まれていてやわらかく、ひと口噛むだけでホロッとほぐれます。
しかし、パルメザンチーズだけは無理。野菜にかかっているフレンチドレッシングも、カレーに合っている気はしません。
これは店えらびを失敗したというしかないでしょう。
17:58 珊瑚礁本店出発・デート終了
今回のデートコースは以上です。このデートにかかるお金は以下のとおり。
- 鶴岡八幡宮お賽銭 5円×10
- 宝物殿拝観料 200円×2
- 自祓い所のお祓い代 100円×2
- 小町通り飲食代 1,910円
- 鎌倉小町駐車場代 1,200円
- 長谷寺お線香代 50円×2
- 長谷寺お賽銭 5円×6
- 長谷寺石代 100円×2
- 長谷寺ロウソク代 200円×2
- 長谷寺駐車場代 400円
- 珊瑚礁飲食代 3,550円
合計:8,440円(1人あたり4,220円)
細かいお金がいろいろとかかるため項目は多いですが、合計してみると2人で10,000円もかからないデートコースですね。
半分以上が飲食代なので、この金額を見て「高い」と感じた場合は飲食代で調整しましょう。
この日1日の歩数:7,264歩
総評
鎌倉デートは反省点だらけでした。
まず第一の反省は、ホットケーキを予約できると思い込んでいたこと。
待ち時間が発生することがわかっていれば、もう少しデートの開始時間を早くして、小町通りを散策する時間を多めに取る、という選択もできたはずです。
第二の反省は、小銭を用意していなかったこと。
神社やお寺にあんなに何ヶ所もお金をつかう場面があるとは思っておらず、せっかく行ったのにロウソクが買えない場面がありました。
もし私たちとおなじコースでデートするなら、2人であわせて100円玉13枚・5円玉16枚を持っていくといいですよ。
最後の反省は、夕飯のお店を料理の写真を見ずに決めてしまったこと。
鎌倉駅周辺には飲食店がたくさんあるので、もし私とおなじようにパルメザンチーズが苦手で、長谷寺に移動したあと再び鎌倉駅周辺にもどるのがめんどくさくなければ、鎌倉駅周辺で食べましょう。
ここまで反省点ばかりを挙げてきましたが、行ったところはどこも楽しく、空いていてストレスが溜まることもありませんでした。
私たちの成功した点は楽しみにしつつ、失敗した点は反面教師として、最高の鎌倉デートを楽しんできてくださいね。
なお、「鎌倉もいいけどほかの地域も気になる!」という方には、以下の記事で神奈川県内の記事を一覧にしていますので、ご参照いただければ幸いです。
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