「丸の内でデートしたいと思ってるんだけど、行ったことないからちょっと不安なんだよね…」
「丸の内でデートするとどんな1日になるの? 行ったことあるひとの声が聞きたい!」
デートの行き先えらび、イチからプランを練るのってすごく大変ですよね。
この記事では、丸の内でデートするとどんな1日になるのか、実際に私がデートして体験してきたことを写真つきですべて伝えます。
読めば、かかった金額やどの段階で何時になるかといった細かいことまでわかり、そのままデートプランとして利用できるようになりますので、ぜひ最後まで読んでください。
丸の内のデートプラン
丸の内でデートするにあたって、私は以下のデートコースを計画しました。
14:40 丸の内パークインJPタワー駐車場に到着
↓ 徒歩移動
15:00 東京ステーションギャラリーに到着
↓ 展示品を見る
16:00 東京ステーションギャラリーを出る
↓ 徒歩移動
16:20 ザ・コンランショップ丸の内店に到着
↓ 高級家具のウィンドウショッピング
16:50 ザ・コンランショップ丸の内店を出る
↓ 徒歩移動
17:10 伊達の牛タン本舗に到着
↓ 夕飯
18:10 伊達の牛タン本舗を出る
↓ エレベーターで上る
18:25 旧東京中央郵便局長室に到着
↓ オブジェや雰囲気を楽しむ
19:05 旧東京中央郵便局長室を出る
↓ エレベーターで上る
19:20 屋上庭園 KITTEガーデンに到着
↓ 東京駅丸の内駅舎の風景を楽しむ
20:00 デート終了
実際にこのコースでデートするとどんな1日になるのか、見ていきましょう。
14:40 丸の内パークインJPタワー駐車場に到着
予定どおり14:40に丸の内パークインJPタワー駐車場(所在地:千代田区丸の内2-7-2)に到着。
周辺道路が右折専用だったり左折専用だったりと忙しいうえに、入り口の近くに路上駐車の車がいたりして、入り口を見つけるのが大変でした。
私たちは一度入り逃してしまいましたが、建物を中心に反時計回りにぐるっとまわって、2回目で無事に入庫することができました。
駐車場は自走式となっており、早めに着いてしまった場合は車内で待機することも可能です。
駐車場内にはチラホラと車が停まっているものの、収容台数が260台と多いので、駐車スペースは一瞬で見つかりました。
15:20 東京ステーションギャラリーに到着
東京ステーションギャラリー(所在地:千代田区丸の内1-9-1)に到着。
先ほどの駐車場からグーグルマップで東京ステーションギャラリーの住所を入れたら、東京駅の外周をまわり道して、駅の反対側の八重洲北口に案内されてしまい、ものすごく時間がかかりました。
原因は、グーグルマップのモードを「車」から「徒歩」に切り替えるのを忘れていたから。
東京ステーションギャラリーの入り口は八重洲北口ではなく、上の写真の丸の内北口にあります。
入場すると、水を打ったように静かな館内。
1人で来ているひとが多いみたいで、誰も彼もみんな一言もしゃべらずに展示品を見ています。
BGMもかかっていません。
ルート選択を間違えたせいで炎天下の屋外をがっつり歩いてきたあとなので、空調の効いた館内は心地よい。
混雑具合としてはガラガラで、客層は20代~50代ぐらいとさまざまです。
デートスポットというよりは、そのとき展示されている物に興味があって、じっくり見るために来る場所ですね。
ちなみに撮影禁止のため、館内の写真はなし。
16:31 東京ステーションギャラリーを出る→ 16:54 ザ・コンランショップ丸の内店に到着
ザ・コンランショップ丸の内店(所在地:千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビル3F)に到着。
丸の内には「丸の内ビル」と「新丸の内ビル」の2つの建物があり、ザ・コンランショップ丸の内店があるのは「新丸の内ビル」です。
私たちは最初まちがえて「丸の内ビル」に行ってしまったため、到着するのにやや時間がかかりました。
スウェーデン発のソーダサーバー「カーボネーター3」。
水を入れた専用ボトルを差し込んで、レバーを下げるだけで炭酸水がつくれます。
おしゃれだけど値段が33,000円…。
世界ではじめてブドウ品種ごとに理想的な形状を開発したという、ワイングラス「リーデル」。
おなじワインでも、グラスの形が変わると香りや味わいが変わる、とのこと。
ワインは苦手だけど、ちょっと飲み比べしてみたい。
値段は大きいほうが4,950円、小さいほうが4,400円です。
550,000円のソファー。
「ご休憩はご遠慮ください」と書かれているので一瞬しか座ってないけど、タオルのような表面生地のさわり心地が気持ちいい。
138,800円のデスクチェアー。
座り心地を確かめられないのが残念だなー、と思いながら見ていたら、店員さんが来て座らせてくれました。
ピッタリ張り付いて説明してくれていたので、あんまりちゃんと座り心地を確かめきれないまま、去ることに。
1,188,000円の大理石テーブル。傷ついたら発狂しそうな値段ですね。
ザ・コンランショップは全体的に見栄えする家具ばかりなので、見ていて楽しいお店でした。
ただ、しばらく見ていると店員さんが来てしまうため、私たちのように見て楽しむだけのつもりで来ると、やや緊張します。
17:38 ザ・コンランショップ丸の内店を出る→ 17:52 伊達の牛タン本舗に到着
伊達の牛タン本舗(所在地:千代田区丸の内2-7-2 JPタワーKITTE B1F)に到着。
店内には私たち以外に3組のお客さんがいました。客層は男性2人組や、女性1人、男性1人と少人数です。
小さめにかかる洋楽のBGMが、ちょうどいい具合に会話の声を目立たなくしてくれています。
頼んだのは芯タン定食(2,750円)。
芯タンというのはこのお店独自の呼びかたで、舌の根本部分のこと。
食べてみるとふつうの牛タンよりもコリッとしていて、噛み切りやすいです。
塩味がきいており、とても美味しい。
「お好みでどうぞ」と出してくれた一味をかけると、辛味が増してより味わい深くなりました。
テールスープはあっさりめの味付けで、ネギのシャキシャキとした食感がすごくいいですね。
18:26 伊達の牛タン本舗を出る→ 18:32 旧東京中央郵便局長室に到着
旧東京中央郵便局長室(所在地:KITTE内 4F)に到着。
想像していたよりずっと小さな部屋でした。
デスクの上に置かれた黒電話が時代を感じさせますね。
ざんねんながら「お手を触れないでください」と書かれているので、局長の席に座ってみることはできません。
こちらの青いテーブルの席は、手紙を書くためのスペース。
大切なひとに手紙を出すよろこびを、今一度思い出してみよう、という試みです。
切手は1Fの東京中央郵便局で買えるようになっています。
旧東京中央郵便局の工事中の写真。
18:52 旧東京中央郵便局長室を出る→ 18:55 屋上庭園KITTEガーデンに到着
屋上庭園KITTEガーデン(所在地:KITTE内 6F)に到着。
東京駅の赤い駅舎と、その周りのタクシー乗り場が夜に映えます。
電車が動く様子は、夜景の一部として見るととても綺麗であることがわかりました。
昼間は猛暑だった9月の丸の内も、19時になると風が涼しくて心地よい。
高層ビルから見るのとはまた違った、6Fというある意味めずらしい高さから見下ろす都内も、良いものですね。
混雑具合としてはガラガラで、ベンチに複数のお客さんが座ってはいるものの、フェンス付近で景色を楽しむぶんにはまったく気になりません。
ゆいいつ恐ろしいのは、「ハチにご注意ください」という看板がいろんなところに掛かっていること。
6Fまで登ってくるハチなんているんですね。
19:17 屋上庭園KITTEガーデンを出発・デート終了
今回のデートコースは以上です。このデートにかかるお金は以下のとおり。
- 東京ステーションギャラリーの入場料 1,400円×2
- 伊達の牛タン本舗の飲食代 5,500円
- 丸の内パークインJPタワー駐車場の駐車代 2,800円
合計:11,100円(1人あたり5,550円)
丸の内デートはお金がかかる項目が少なく、かなり安く抑えることができました。
伊達の牛タン本舗にはもう少し安いメニューもあるので、この金額を見て高いと感じたら、飲食代で調節しましょう。
この日1日の歩数:6,910歩
総評
ちょっとしたミスを2回したことで、無駄な時間をつかってしまった丸の内デート。
そういうアクシデントも考慮して、余裕を持ったプランを組んでいたので、最終的には予定より43分も早く行きたいところを回りきることができました。
とくに面白かったのはザ・コンランショップ。一生買うことがあるかないかわからない超高級家具に触れてみるのは、非日常の体験で新鮮でした。
伊達の牛タン本舗で食べた芯タンは美味しかったし、注文を聞きに来るタイミングや、お冷を注ぎ足してくれる頻度も完璧。さらに料理が出てくるのも早く、文句のつけどころのないディナータイムでしたね。
ラストのKITTEガーデンから見える景色は、高層ビルの展望台から見えるのとはまた違った面白さがあります。東京駅の真横という立地条件を、フルに活かしたデートスポットですよ。
ここまで書いてきましたが、デートプランの参考になりましたでしょうか?
私たちの成功した点は楽しみにしつつ、失敗した点は反面教師として、最高の丸の内デートを楽しんできてくださいね。
なお、「丸の内もいいけどほかの地域も気になる!」という方には、以下の記事で東京都内の記事を一覧にしていますので、ご参照いただければ幸いです。